症例紹介

子どもが歯をぶつけらどうしたらいいの? 〜外傷歯の治療〜

2015年11月

最近、歯をぶつけて来院される方が多いです。

季節と関連してるのか謎ですが、今回は歯をぶつけた時の対応についてご説明します。

子供の外傷

歯が欠けた】
神経に達しない破折であれば、コンポジットレジンというプラスチックの樹脂で歯の形を再現させて治療します。
神経に達する破折の場合は、状況によって治療が変わるため、担当医にご相談ください。

外傷
※画像をクリックすると拡大されます。

【歯が抜けた】
お子さんが歯をぶつけた場合、歯が抜けて口の外に落ちてしまうことがあります。
この場合はあわてずに、保存液につけてすぐに歯科医院へ持って来てください。
牛乳でもかまいませんし、いざとなれば本人の口の中に入れて持って来てもかまいません。
なにしろ“抜けた歯を乾かさないこと”が大切です。

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持って来ていただいた歯は元の位置に戻し、弾力のあるワイヤーで周囲の歯と固定します。
自然な歯の揺れを再現しながら固定する事で、周囲の骨とまた生着するようになります。

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土や砂で汚れた場合は軽く水道水で洗ってもよいですが、歯の根っこの表面の歯根膜という靭帯を傷つけると歯が骨に生着しないことがありますので、なるべく傷つけないようにしてください。
歯周組織
図はGCカタログより

【乳歯が骨にめり込んだ】
多くの場合は再び生えてくる事が多いため、第一選択としてはそのままの位置で経過を見ます
年齢や後継永久歯の位置によっては抜歯や歯の位置を戻すことが必要です。

乳歯の根っこの先には永久歯があります。
乳歯が永久歯の歯胚(幼弱な永久歯のタマゴのようなもの)を傷つけると、後から生えてくる永久歯の形態が変形していたり、一部が変色する場合があります。

スライド2
※画像をクリックすると拡大されます。血が苦手な方はお気をつけ下さい。

【永久歯が骨にめり込んだ】
根っこの成長期(歯が生え始めてから1〜2年)であれば、自然に生えて定位置へ戻ってくる事があるので、そのまま経過を見ます。また、矯正治療で牽引することもあります。

口唇を一緒にぶつけている場合、大抵は非常に大きくクチビルが腫れます。
しかし、子どものクチビルは反応が早く、ハデに腫れてもすぐに腫れが引く事が多いです。

いずれの治療も時間の経過がその後の治癒に影響します。
できるだけ早く診療室へいらしてください。
優先的に治療をいたします。

これらの全ての治療では、初診時や事故前の写真がとても役に立ちます。
もともとどのような歯の形で、どの位置に生えていたのかがわかれば、正確に位置づけることが可能です。

日頃から、写真を撮って経過を見てくれる「かかりつけ医」にて定期検診を受けることが大切です

目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科の周囲には、幼稚園や保育園、小学校が多いのが特徴です。怪我をして先生や保育士さんから連絡が来る事がしばしばあります。

予約をして時間通りにいらしている患者さんには申し訳有りませんが、怪我をして急を要する患者さんのために貴重な時間を分けていただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

※文中の写真は患者さんの許可をいただいて掲載しています。

目白駅より徒歩4分
目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科(新宿区歯科医師会所属)
http://mejiro-dental.jp/


目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科

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