CR(コンポジットレジン)修復のやり直しの時期
2015年09月
虫歯治療の材料の一つにCR(コンポジットレジン)という材料があります。
ダイレクトボンディングなどと呼ぶ事もあります。
保険診療が可能で、歯に直接はり付けることができるため、1日で治療が終了します。
しかし、保険のCRは5〜6年で周囲の接着力が劣化して、また虫歯になり始めるという統計があります。CRは歯に近いひずみ方をするように開発されています。しかしながら、食事や食いしばり、歯ぎしりによって毎日ひずみが生じるため、その誤差がどうしても生じ、だんだんと剥がれてしまうのです。
はがれたかけた状態では、境い目の段差から再び虫歯になる「二次カリエス」になってしまいます。
歯を磨いても、詰め物と歯の境い目に褐色の線が生じてしまってきたら、歯科医院で相談してください。研磨するだけで段差がなくなることもありますし、必要があれば詰め直しをしてもらってください。
歯がきれいになると気分もウキウキしてきますね。
なにより、悪くなってから治すのではなく、悪くならないように定期的にメインテナンスをすることが重要です。お気軽にお越し下さい。
※治療の写真は患者さんの許可を得て公開しています。
目白駅より徒歩4分
目白ヶ丘デンタルクリニック・矯正歯科(新宿区歯科医師会所属)
http://mejiro-dental.jp