歯の欠損について(接着性ブリッジ編)
2017年08月
歯を欠損した場合、治し方は大きく分けて3つあります。
1つ目はインプラント治療、2つ目は入れ歯、3つ目はブリッジという方法です。
ブリッジとは欠損した歯の両隣の歯を削り、補綴物(ほてつぶつ=かぶせもの)で修復する方法です。
ブリッジは歯があった時と同じような感覚で噛むことができますが、支台歯(橋げたとなっている歯)に負担がかかります。一番の欠点は支台歯を削らなければいけないという点です。
そこで、接着性ブリッジという方法があります。
以下の写真は、事故で前歯を失ってしまった方に接着性ブリッジで修復した症例です。
接着性ブリッジとは、欠損部分の両隣の歯の表面を0.5〜1mmほど削って、ブリッジを歯科用接着剤で固定する方法です。通常のブリッジとは違い、多く削る必要がないので支台歯の歯の神経を除去しなくてもすむという利点があります。
接着性ブリッジは、通常のブリッジよりも支台歯を削らなくても良いという利点もありますが、通常のブリッジに比べて外れてしまう可能性もあります。
冒頭の欠損修復でどの方法が適応かは、しっかりと検査をして診断内容をじっくり説明いたします。
歯を失って困っていらっしゃる方は、ご連絡ください。
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