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医院ブログ(院長ブログ)

ハミガキの話(1)

「食べたらみがく、約束げんま〜ん」と小さい頃から耳に残っている方は僕たちの世代では多いと思います。

これを読んでいるみなさんも、物心ついた時から歯磨きの習慣はありますよね。

「甘いものを食べると虫歯になるから、おかしを食べなければ平気だね!」

「歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)はメンドウだから、時間をかけて歯ブラシを使えばOKだよね!」

前者は大げさとしても、後者のように考えている方も結構いるのではないかと思います。でも、はたしてその考えは正しいのでしょうか?

これから数回に渡って、歯磨きの仕方について述べていきたいと思います。

【歯磨きの道具】

歯磨きの道具と言われて最初に思いつくのは、何をおいても歯ブラシだと思います。ファーストチョイスで他の道具を選ぶ方はかなりの通の方ですね。

歯ブラシの歴史は長く、茎を使って歯を磨く猿がいるように、記録にないくらい昔から歯を磨くという行為は行われていたようです。

かつてはインドで仏教の戒律として歯磨きが行われていましたし、日本に仏教が伝わって来てからも、僧侶の間で行われていたようです。

当時はトクサ(木賊、研草)という竹のような外見をした草の茎で歯を磨いていたようです。この草の別名はそのものズバリ、歯磨草(はみがきぐさ)です。

今日使われているみなさんが持っている歯ブラシは西洋から伝来したもので、日本では明治初期に大阪で登場しました。当時は馬の毛をクジラのヒゲに埋め込んで使っていたそうです。今で大きめの量販店に行くと馬の毛の歯ブラシが売っているのを見かけます。

そんな歴史の深い歯ブラシですが、歯磨きをする際はこれだけでいいのでしょうか。

現在の研究では、歯ブラシだけで磨くと5〜7割しか汚れを取ることができないと言われています。歯ブラシが担当するのは、頬側と舌側のみで、歯と歯の隙間の汚れを取るのには向いていません。

では、歯と歯の隙間を磨くのに適した他の道具とは何でしょうか?

それは、デンタルフロス(糸ようじ)と歯間ブラシです。

デンタルフロスと歯間ブラシには、適応がありますので、それぞれの歯周組織の環境によって使い分けが必要となります。

歯ブラシの当て方や動かし方については後ほど動画にてご紹介します。

こちらもお楽しみに!

【最後に】

歯磨きの仕方については諸説あり、歯周病専門医の中でも見解が分かれる部分が多いため、あくまでも私の個人的な意見として参考にしてください。

何かご質問等がございましたらお悩み受付フォームからご連絡ください。

それではみなさん、今日もよい食事を!